クラリオンは、9月15日に開幕した「フランクフルトモーターショー」に出展、次世代カメラシステム「サラウンドアイ」を世界初公開する。
クラリオンのサラウンドアイは、マルチカメラにより車両周辺情報を俯瞰表示する映像システムだ。車体に取り付けた4つのカメラ映像を独自の画像処理技術で高精度な合成画像として表示。ドライバーが不安を感じる車の周辺視界を補助し、安全走行・駐車をサポートする。
今回公開する次世代「サラウンドアイ」は、車載カメラ映像のメガピクセルデータをデジタル伝送し、デジタルECU処理することで映像劣化を軽減。運転時の視認性を現行システムに比べ約3割アップさせ、車両周辺をより細かく、車両遠方をより遠くまで表示することで、直感的に周囲の状況を把握できるようにした。
クラリオンは、これまで構築してきた画像認識技術の性能向上を図り、視界支援だけでなく、警報支援、自動駐車等の監視・予防安全に向けたシステムも提供していく。