米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルグループは9月8日、ドイツで9月15日に開幕するフランクフルトモーターショー15において、『ヴィヴァーロ』の「サーフコンセプト」を初公開すると発表した。
オペルグループは2014年3月、新型ヴィヴァーロ(VIVARO)を発表。ヴィヴァーロは、オペルの主力商用車。初代モデルは、2001年に登場した。フランスの自動車大手、ルノーの『トラフィック』とは、基本構造を共有する兄弟車。トラフィックには、日産版の『プリマスター』も存在する。
新型ヴィヴァーロは、優れたデザインとクラス最高のエンジンを掲げて誕生。オペルがここ数年、得意としてきた彫刻風デザインを、初めて商用車カテゴリーにも導入した。
エンジンは、ルノーが新開発した1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「CDTI」を搭載。シングルターボとツインターボが設定される。ツインターボ版では、欧州複合モードで16.6km/リットルの優秀な燃費をもたらす。
フランクフルトモーターショー15で初公開されるサーフコンセプトは、新型ヴィヴァーロをベースに、レジャービークルに仕立てた1台。ツートンのボディカラーやレザー内装、悪路で車高を引き上げられるエアサスペンションなどを装備している。