全日本空輸(ANA)は、7月の輸送実績を発表した。
それによると国際線の旅客人数は前年同月比14.5%増の70万9328人と大幅に増加し24か月連続でプラスとなった。方面別ではアジア方面が同16.3%増の47万0769人と大幅増となったほか、北米/ホノルル方面が同12.2%増の16万8279人、ヨーロッパ方面が同7.9%増の7万0280人だった。
利用率は前月から3.8ポイントアップして78.0%となった。ヨーロッパ方面の利用率が80.7%と8割台となった。
国内線の旅客人数は前年同月比2.4%減の322万6382人と5か月連続前年割れだった。幹線は順調だったものの、ローカル線が低調だった。利用率は61.8%となり、前月から1.9ポイントアップした。
貨物・郵便輸送実績は、国際線の貨物が同10.9%減の5万5709トン、郵便が同3.7%減の2474トンだった。国内線貨物が同0.2%増の4万4426トン、郵便が同1.6%減の2681トンだった。