8月29日午後11時30分ごろ、岩手県一関市内の国道343号を走行していた軽乗用車が路外に逸脱して電柱に衝突。車外に投げ出された運転者の男性は直後に進行してきた対向車にはねられ、死亡している。
岩手県警・千厩署によると、現場は一関市大東町付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は斜行するようにして路外に逸脱し、そのまま道路左側の電柱へ衝突。その弾みで車外に投げ出された運転者の男性は対向車線を順走してきた乗用車にはねられた。
男性は全身を強打して即死。後の調べで、同市内に在住する63歳の男性と判明している。乗用車の運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して乗用車の運転者は「事故を起こしたクルマから人が飛んできた。避ける間もなかった」などと供述しているようだ。軽乗用車は高速度で走行していたとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。