インド・マハーラーシュトラ州のデベンドラ・ファドナビス州首相が先週、メトロ4路線の開発費として3540億ルピーの予算を認可したとエコノミックタイムスが伝えた。
ムンバイ地域都市開発機構(MMRDA)は現在、DahisarからMankhurdまでの全長40kmを結ぶメトロ2、WadalaからKasarvadavaliまでの40kmを結ぶWadala GPO経由路線のメトロ4、DahisarからBandraを結ぶ27kmのメトロ5、JogeshwariからVikhroli link roadを結ぶ11kmのメトロ6の4路線を開発中である。
政府はメトロ2とメトロ4の2路線の開発に対し合計1200億ルピー、メトロ5に対し810億ルピー、メトロ6に対し330億ルピーの予算を認可した。
26日に行われたMMRDAによる定例会議を受け、ファドナビス州首相はさらにAndheri-EからDahisar-Eを結ぶ16.5kmの路線およびDahisarからD.N.Nagarを結ぶ18.6kmの路線に対する詳細計画報告も認可した。
これらはデリーメトロレイルコーポレーション(DMRC)によって調査が行われ、それぞれ開発費用として473億7千万ルピーと499億4千万ルピーという見積もりが提出された。
さらに、MMRDAはBandra-Kurla Complex間およびSantacruz-Chembur Junction間に、混雑解消のため設置予定の高架線にも74億3730万ルピーの予算をつけた。
その他Western Express Highway近くの高架線に48億630ルピー、Kalyan Growth Centreの開発に108億9千万ルピーが投じられる。
都市計画委員会からは政府に対し、世界銀行やJICAといった国内外の機関から資金を募るよう提案がなされている。