8月22日、長野県南箕輪村の信州大芝高原で大芝高原まつりinクラシックカーフェスティバルが行われた。
参加規定は基本的に1975年以前に生産された車両で、18回目を迎えた今回は70台余りの旧車が参加した。その中で、ここでは三菱といすゞのスポーティカーを写真蔵でお届けする。
2台の三菱『ランサー』はいずれも1975年式のGS-R。ソレックス製ツインキャブを搭載した、ラリー競技車両ベースのホットモデルだ。『GTO』はダックテールと呼ばれるお尻が跳ね上がったデザインなどで知られた。オーバーフェンダーはGS-Rの特別装備。
いすゞ『ベレット』は1800GTが2台。エンジンはそれまでの1600ccからスープアップし、SOHCとなった。フラッグシップのGT-Rは1台の参加。『117クーペ』用のDOHC1600ccエンジンは120馬力を発揮し、最高速190km/hを可能とした。117クーペは1975年型。当初は一部ボディがハンドメイドだったが、1973年からは機械でのプレス成型となっている。