新関西国際空港は、関西国際空港と大阪国際空港の7月の運営概況を発表した。
関西国際空港は、中国をはじめとするアジアを中心とした国際線で航空各社の増便が相次ぎ、航空機発着回数がこれまでの単月過去最高より1000回以上多い1万4609回、前年同月比20%増だった。
国際線は同26%増の1万0082回と初めて1万回を超えて過去最高となった。国内線は同10%増の4527回と9か月連続で前年を上回った。
総旅客数は同25%増の205万人となり、約15年ぶりに単月過去最高記録を更新した。国際線外国人が単月過去最高の96万人、同72%増となり、国際線日本(47万人)の2倍以上だった。国際線の旅客数は同31%増の145万人、国内線が同13%増の60万人だった。
国際貨物取扱量は同2%増の5万9129トンと3か月ぶりに前年を上回った。
大阪国際空港の航空機発着回数は同0.4%増の1万1885回と2か月連続で前年を上回った。航空旅客数は同1%減の118万人と3か月連続でマイナスだった。