車道上に放置されたクッションドラムに乗用車衝突、悪質いたずらか

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18日午前2時45分ごろ、栃木県宇都宮市内の国道121号で、車線を塞ぐような状態で放置されていたクッションドラムに乗用車が衝突する事故が起きた。人的な被害は無かったがクルマは中破。警察は悪質ないたずらとみている。

栃木県警・宇都宮南署によると、現場は宇都宮市上御田町付近で片側2車線の直線区間。乗用車は第1車線を走行していたところ、車線を塞ぐように放置されていたクッションドラム(高さ約80cm、重さ46kg)に衝突した。クルマは中破したが、運転していた壬生町内に在住する34歳の男性にケガなかった。

通報を受けた同署員が確認したところ、第2車線にはプラスチック製のゴミ箱やコンクリートブロックなどが放置されていた。いずれも通過車両の衝突を狙ったもので、クッションドラムは近くの分離帯から何者かが引きずってきた可能性が高いという。

今回の現場から約5km離れた壬生町内では16日未明に同様の事件が発生しており、警察では同一犯の可能性も高いと判断。現場近くに設置された防犯カメラ映像の分析を進めるとともに、付近での不審者や不審車両の目撃情報についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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