総務省は、中学生を対象とした「国際電気通信連合(ITU)150周年記念作文コンクール」を開催する。20年後の情報通信の姿をテーマに、1,200字程度の作文を9月17日まで募集している。最優秀賞受賞者には、スイス・ジュネーブにあるITU本部への訪問旅行が贈られる。
ITUは電気通信に関する国連の専門機関で、おもに国際的な周波数の分配や電気通信の標準化、開発途上国に対する支援を行っており、日本を含む193か国が加盟している。1865年に創設し、2015年に150周年を迎えるのを記念して、作文コンクールを開催する。
作文のテーマは「20年後の情報通信の姿」。「20年後の通信(現在のスマートフォンやインターネット)の姿について」「20年後、私たちは、世界の人々とどのような手段でやりとりしているか」などがテーマ例としてあげられる。
作品は、日本語で1,200字程度にまとめ、総務省ホームページからダウンロードした様式に直接タイプしたファイルか、同様式に手書きしたものをスキャンしたPDFファイルを電子メールに添付して送付する。また、応募フォームを利用しても提出できる。
最優秀賞(1名)にスイス・ジュネーブにあるITU本部への訪問旅行が贈られるほか、優秀賞(10名)に図書カード(5,000円相当分)が贈られる。