ANAホールディングスが発表した2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が159億円の黒字に転換した。前年同期は25億円の赤字だった。
売上高は前年同期比7.0%増の4138億円と増収となった。羽田空港での国際線ネットワークを拡張したことなどから国際線事業が好調だったほか、国内線事業も伊丹=函館線の再開など、ネットワークを充実したことで増収となった。
収益でも、燃料価格の下落などの効果もあって営業利益が167億円となった。前年同期の3億円から大幅増益となった。当期純利益は同140.0%増の83億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。