日産の第1四半期決算、田川常務「日本市場は基礎固めの年と位置付けている」

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日産自動車が7月29日に発表した2015年度第1四半期(4~6月期)連結決算は営業利益が前年同期比58%の大幅増益となった。北米を始めとする海外での販売が好調だったことが利益を押し上げたが、足元の日本での販売は同10%減と苦戦を強いられている。

日産の第1四半期のグローバル販売台数は同4.4%増の129万4000台だった。北米を始め、欧州、アジア、その他地域と海外の各ブロックの販売は軒並み前年同期を上回った、これに対し日本での販売台数は12万台にとどまり、全体市場の5.5%減を大きく上回る落ち込みとなった。

日産の田川丈二常務執行役員は同日、横浜市にある本社で会見し、「今年は新車が『エクストレイル』のハイブリッドだけということで、確かに端境期でもあり、基礎固めの年と位置付けている」と述べた。

基礎固めについて田川常務は「店舗の改装とか女性CAの増員などで来年以降の新車の投入に備えたい」と説明。日産は15年度の国内販売で前年度比3.7%減の60万台を見込んでいる。

その一方で「例えばエクストレイルのハイブリッドは受注がすでに1万台を超えている。あるいは厳しい競争のある(コンパクトカーセグメントで)『ノート』は、エコスーパーチャージャーで昨年はガソリン車でナンバーワンを獲れたように、やはりお客様のニーズに応える商品を出していけば販売の方も回復すると考えている。従って急に何か新車投入で盛り上げるということではないが、今年度はなんとか少しずつ販売をしっかりと固めながら、来年以降の準備をしていきたい」と話した。
《小松哲也》

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