自工会池会長、国内販売「相変わらず厳しい状況が続いている」

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日本自動車工業会 池史彦 会長
  • 日本自動車工業会 池史彦 会長
  • 日本自動車工業会定例会見
  • ホンダカーズ東京中央・足立小台店(参考画像)

日本自動車工業会の池史彦会長は7月23日の定例会見で、国内販売について「相変わらず厳しい状況が続いている」との認識を示した。

池会長は「とくに軽自動車については軽自動車税が上がったこともあり、落ち込みが大きい。登録車についても去年は消費増税前の駆け込み需要があったこともあり、対前年比でいうと相変わらずマイナスがずっと続いている状況」と指摘。

さらに「1~6月と4~6月でみると落ち込み幅が多少縮まっているが、そこからさらに大きく伸びるかというと、自工会として暦年、年度ベースいずれも厳しい市場予測をたてているので、やはりその流れは変わらないと思う」と述べた。

また「今春闘交渉でボーナスについて各社とも満額あるいは前年に対して増額回答となり、今夏のボーナス商戦に期待したいところだが、現場からはそれほど景気の良い話はあまり聞こえてこないというのが実情」とも話していた。

《小松哲也》

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