デルタ航空は7月15日、エンブラエルE190型機20機とボーイング737-900ER型機40機の発注を取りやめたと発表した。
15日の業績発表の場で、リチャード・アンダーソン最高経営責任者は「60機の発注を取りやめる」と明言。キャンセルの理由については、運航乗務員組合が仮契約の提案を拒否したためと説明。発注には組合の承認が必要だった。
デルタは中古機材のE190型機を主要路線に導入する計画を立てていた。導入時期は来年第4四半期。新機材の737-900ER型機については、2019年までに退役するナロウボディ機の後継機として導入する予定だった。