米国の自動車最大手、GMは7月6日、中国における6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万6066台。前年同月比は4.6%減と、3か月連続で前年実績を下回った。GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。2015年上半期(1‐6月)のブランド別では、ビュイックブランドが43万6226台と、上半期の新記録。前年同期比は4.3%増だった。新型『エクセルGT』と『エクセルXT』が10万7799台と牽引。新型『エンビジョン』などSUV3車は合計で9万6433台を売り上げた。シボレーブランドは、前年同期比0.6%増の31万7408台。小型セダンの『クルーズ』が、上半期の記録を更新する12万4898台で最量販車に。小型SUVの『トラックス』は、2万7967台。キャデラックブランドは、上半期としては過去最高の1万4158台を販売。新型セダンの『ATS』が、『ATS-L』を含めて好調だった。SUVの『SRX』と最上級セダンの『XTS』は、ともに1万2000台に届く。2014年のGMの中国新車販売は、353万9970台。前年比は12%増と伸びている。2015年上半期(1-6月)は、過去最高の171万9202台。前年同期比は4.4%増だった。
【調査レポート】米国におけるモビリティ市場調査~主要動向・プレイヤーおよびトランプ政権下における通商政策・環境規制~ 2025年9月1日 本レポートは、米国由来の主要プレイヤーを多角的に分析。GM、F…