マレーシアのオンライン求人広告、5月は23%減少…需要と供給が合わず

オンライン求人情報会社の米モンスター・ワールドワイドは、オンライン上の求人広告掲載活動を指数化したモンスター雇用インデックス(MEI)を発表。

エマージング・マーケット 東南アジア

オンライン求人情報会社の米モンスター・ワールドワイドは、オンライン上の求人広告掲載活動を指数化したモンスター雇用インデックス(MEI)を発表。

マレーシアにおけるオンライン上の求人広告は5月、前年同月比で23%減少した。

3カ月連続で広告、市場調査、広報、メディアおよびエンターテイメント産業における求人は減少しており、5月は前年同月比で23%減少した。またIT関連産業は同21%、石油及びガス産業は同18%、エンジニアリング・建設・不動産産業は同12%減少した。一方で銀行・金融サービス・保険(BFSI)産業は前年同月比で16%増加した。またホスピタリティ産業は同8%減少、ロジスティック・クーリエ・海運業は同6%増加した。

モンスター・ワールドワイドは、マレーシアではCIMBやマレーシア航空などで人員削減が行われているが、第11次マレーシア計画(11MP、対象期間2016-2020年)では、150万人の雇用の創出が見込まれていると指摘。企業側の需要と、人材マーケットの供給が合わない傾向が今後も続くとの見解をしめした。

広瀬やよい

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