長崎県平戸市で7月3日から4日にかけて、ふるさと納税の取り組みに触れるイベント「ふるさと納税九州サミット in 平戸市」が開催される。同イベントを平戸市と共同で開催する、株式会社トラストバンク(東京都渋谷区)が1日に発表した。
ふるさと納税による地方創生の実現を目的に、ふるさと納税で先進的な取組をしている自治体で行っている「ふるさと納税全国サミット」。平戸市での開催は、6月末に島根県浜田市で行われた「四国中国セミナー in 浜田市」に次ぐ2回目となる。
今回、平戸市での「ふるさと納税九州サミット」は、平成26年度のふるさと納税寄附額で日本一である同市のほか、特産品を一年間毎月届ける「PremiumGENKAI」が話題の佐賀県玄海町、有機野菜のPRをふるさと納税を通して実施している宮崎県綾町が主催する。
会場では「ふるさと納税の市場と可能性」と題した基調講演に加え、主催3自治体担当者によるパネルディスカッション、成功事例の紹介、Q&Aコーナーなどを開催。特産品の販売や現地視察の時間等も設けられるという。
「ふるさと納税全国サミット」は今後、山形県天童市、北海道札幌市、愛知県碧南市、三重県度会郡玉城町で実施された後、8月28日に東京での開催を予定している。
各自治体の積極的な取り組みを現地で紹介する同イベント。自治体関係者のみならず、事業者・生産者にとっても役立つ内容となりそうだ。