出光興産は7月2日、2015年7月から9月の原油処理計画を3製油所合計で前年同期比3%増の700万キロリットルとすると発表した。
燃料油需要は省燃費車普及等の減少要因があるものの、昨年は天候不順による需要減退があったことを踏まえ、前年並みの水準を見込んでいる。
7~9月原油処理計画は、内需想定を踏まえた国内向けに輸出を加味し、若干の増加とした。なお、国内向け原油処理計画は同4%減の640万キロリットルで計画。国内需要が大きく変化する場合には、柔軟に対応し、安定供給に努めていく。
また、4月より実施していた千葉製油所定期修理については計画通り完了した。