フランスのタイヤ製造大手、ミシュランは6月15日、米国アラバマ州のドーサン工場に2200万ドル(約27億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、ピックアップトラックやSUV用の高性能タイヤの生産能力を引き上げるのが狙い。投資により、工場の設備を更新し、生産量を10%増やす。
また、今回の投資は、ドーサン工場に新規雇用も創出。ミシュランによると、40名の追加雇用が見込まれるという。同工場では現在、560名の従業員が働く。
改修工事はすでに開始されており、2016年夏の完成を目指す。
ミシュランは1975年、米国でタイヤの生産を開始。米国に、累計86億ドル以上を投資している。