コマツ、豪州 石炭鉱山向けに超大型ダンプトラック55台を受注

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今回受注した超大型ダンプ960E
  • 今回受注した超大型ダンプ960E
  • 左からアダニマイニング社 ジェヤクマル・ジャナカラジュCEO、コマツ 大橋徹二社長

コマツは6月10日、豪アダニマイニング社が保有するカーマイケル石炭鉱山(豪・クイーンズランド州)向けに超大型ダンプトラック「960E-2」および「930E-4SE」を計55台受注、2016年の後半から順次納入を開始すると発表した。

アダニマイニング社はインド財閥のアダニ・グループの傘下の資源会社。カーマイケル石炭鉱山は、同グループが手がける鉱山、鉄道、港、海上運送、インドの火力発電所等をエネルギーサプライチェーンとして構築する大規模計画の一部で、長期計画の中核プロジェクトとなり、石炭鉱山としては世界最大規模となる予定だ。同グループでは、同鉱山の生産期間中、クイーンズランド州に1万人の雇用と約22億豪ドル(約2094億円)の税収および鉱山使用量収入をもたらすと見込んでいる。

この大規模プロジェクトにおいて、コマツ製の鉱山機械に対する高い信頼性やプロダクトサポート体制等が評価され、今回の受注となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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