国内中堅・大手航空会社の遅延率が8.74%に改善、ワースト1位はピーチ…2015年1-3月

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現在の成田空港 第2旅客ターミナル
  • 現在の成田空港 第2旅客ターミナル

国土交通省は、2015年1-3月の中型機以上の機材で航空運送事業者を展開する国内航空会社の航空輸送サービスについて情報を公開した。

対象は、客席数が100席または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用する国内の中堅・大手航空運送事業者11社が対象。

11社合計の1-3月の遅延率は前年同期より1.45ポイントダウンして8.74%と改善した。遅延率が最も高かったのがピーチ・アビエーションだった。ピーチは機材繰りが原因による遅延が多かった。スカイマーク、ジェットスター・ジャパン、AIRDO、バニラエアも高水準だった。

遅延率が最も低かったのは全日本空輸だった。

欠航率は0.12ポイントアップして2.04%だった。最も欠航率が高かったのはAIRDOで、機材繰りや天候が理由で欠航が多かった。次いで高かったのはスカイマーク。

最も低かったのは日本トランスオーシャン航空だった。

11社の輸送実績は合計輸送人員が前年同期比3.3%増の2209万1534人、輸送人キロが同3.2%増の205億6576人キロ。旅客収入は同2.6%増の3149億5100万円、輸送人員当たりの旅客収入が同0.7%増の1万4300円だった。

《レスポンス編集部》

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