セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)にある三井アウトレット・パークが5月30日に正式オープンした。5月29日付のベルナマ通信が報じた。
営業時間は午前10時から午後10時まで。三井アウトレット・パークKLIAは今年末までに500万人の来訪を見込んでいる。マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)-三井不動産のT.J.チア副社長が明らかにした。
今年末までに店舗数は130店舗となり、2018年までに60店舗増え、2021年までに新たに60店舗がオープンし、合計のテナント数は250店舗となる見込みで、2021年に第3期開発が完了した際には域内で最大規模のファクトリー・アウトレットとなる模様。
三井アウトレット・パークKLIAの建設プロジェクトへの投資額は3期の合計で3億3500万リンギ。2020年までに国内総生産(GDP)に2億3500万リンギ、国民総所得(GNI)に2億2000万リンギの貢献をすると見込まれている。また、今後5年間で2577人分の雇用を創出することができると予想されている。
MAHB-三井不動産は、経済改革プログラム(ETP)の国家重点分野(NKEA)の観光分野で、優先的にプロジェクトを進めることができるエントリー・ポイント・プロジェクト(EPP)ステータスを取得している。