マレーシア航空(MAS)の新最高経営責任者(CEO)であるクリストフ・ミュラー氏はインタビューの中で、新体制への移行について、近く発表される予定のリブランディングやネットワーク戦略の変更を含め、全体的に大きな変化を伴うことになるとの考えを明らかにした。
また、経営再建を進める中でもフライトや予約された便は全て予定通り運航するとし事業運営には直接影響はないと強調した。
5月1日付けで就任したクリストフ・ミュラーCEOは、ロイター通信のインタビューの中で、新生MASはスタートアップ企業のようになると指摘。60億リンギを投じて行われる事業再建は商業的にも大きく変化することとなり、エラーは許されないと決意を表明した。また、これまでのMASとは全てが変わることになると指摘した。同CEOはこれまでにドイツのルフトハンザ航空やサベナ・ベルギー航空(2001年に倒産)、アイルランド国営のエアリンガス航空などの事業再建に携わった経験がある。