日本政府観光局が発表した4月の訪日外客数は、前年同月比43.3%増の176万4000人と単月として初めて170万人を突破して過去最高となった。
これによって3カ月連続で単月過去最高を更新した。
円安傾向の継続、訪日外客に人気の高い桜の季節、イースターなどの休暇シーズンの到来に加え、航空路線の新規就航や既存便の増便などの効果で、前年同月から50万人以上増えた。
市場別では、中国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、米国、カナダ、英国、
フランスが単月として過去最高を記録したほか、ロシア、スペインを除く18市場が4月として過去最高となった。
中国は、全市場を通じ初めて単月で40万人台を記録するとともに、台湾が同市場では初めて単月で30万人台を、タイが東南アジア市場では初めて単月で10万人台を記録した。