新関西国際空港、関空の旅客サービス施設使用料や物販売上げ好調で増収増益…2015年3月期決算

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新関西国際空港が発表した2015年3月期決算は、営業利益が前年同期比36%増の442億円と大幅増益となった。

関西国際空港の航空機発着回数は、同9%増の14万5000回と過去最高だった。航空旅客数も国際線が伸びたため、同11%増の2004万人と、14年ぶりに2000万人を突破した。大阪国際空港は、航空機発着回数は横ばいだったが、長距離路線の増便の効果で航空旅客人数が同4%増となった。

営業収益は、関西国際空港の旅客サービス施設使用料収入や免税・物販売上げなどの直営事業収入が増収となる、同21%増の1538億円だった。

収益では関西国際空港、大阪国際空港ともに増益となった。

経常利益は政府補給金収入20億円などを計上し、同52%増の332億8600万円だった。当期純利益は、前年にOATグループ連結化で負ののれん発生益を特別利益に計上した反動で同18%減の195億円となった。

《レスポンス編集部》

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