JAL、日韓交流プログラムを開始…国交正常化50周年を記念

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韓国交正常化50周年を記念して新たに「日韓交流プログラム」を開始
  • 韓国交正常化50周年を記念して新たに「日韓交流プログラム」を開始

日本航空(JAL)は、2015年12月に日韓国交正常化50周年を迎えるのを前に、JAL財団がJALスカラシッププログラムの一環として新たに「日韓交流プログラム」を開始すると発表した。

日韓交流プログラムは、両国の若い世代の交流を促進し、将来、両国の架け橋となる人材の育成を推進するのが目的。

日韓の国交が正常化した50年前、年間の両国間の往来人数は約1万人だったが、現在では1日に1万人を超えており、相互に高め合う重要なパートナー関係にある。ここ数年、歴史認識問題や領土問題から韓国で反日機運が高まっている。

JALとJAL財団は、日本と韓国の青少年の交流をより一層拡大し、相互理解を深めていくことで、将来にわたって両国が共に繁栄していくための一助となるよう、新たな日韓交流プログラムを推進する。

第一弾として、柔軟でフレッシュな感性を持つ両国の中学生を対象に、隔年で相互に訪問、日韓友好の芽を育んでいくことを目指す。初年度となる2015年度は、和歌山市と韓国の大邱広域市の協力を得て、両地域の中学生を対象に、8月に大邱広域市で交流を実施する予定。

参加対象者は両国それぞれ6~8人程度で、2年ごとに日韓双方で対象地点などを定めて募る。経費は基本的にJAL財団が負担し、JALは両国間の移動のための航空券を提供するほか、運営を支援する。

《レスポンス編集部》

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