高齢女性の運転のクルマが首都高トンネルを逆走

自動車 社会 社会

9日午前0時15分ごろ、東京都大田区内の首都高速道路湾岸線東行きで、トンネル内を逆走していた乗用車と、順走してきた別の乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の運転者が軽傷を負っている。

警視庁・高速隊によると、現場は大田区羽田空港付近で片側3車線の直線区間。神奈川県相模原市内に在住する79歳の女性が運転する乗用車は空港北トンネル(全長1478m)内で第3車線を逆走。順走してきた別の乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。順走車を運転していた埼玉県春日部市内に在住する24歳の男性が打撲などの軽傷。逆走車を運転していた女性も軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して女性は「道を間違えていることに気づいてUターンした」などと供述しているようだ。一方で「高速道路にいつ入ったのかわからない」とも話しており、警察では逆走開始地点の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集