ワディアグループの格安航空会社GoAirのジョルジオ・デ・ロニCEOが退社して間もなく、30名のパイロットが同社を退社したとタイムズオブインディアが伝えた。
19機の旅客機と200名のパイロットを有する同社にとってこれの人数は15%に相当する。
広報はコメントを控えているが、情報によればパイロットの離職理由は主に「訓練の問題と十分な飛行時間を確保できないこと」であるという。
同社では給与を最低保証賃金とわずかな歩合の組み合わせで支払っているため、飛行時間が短くなるということは給与が下がることを意味する。
GoAirの方針を転換し経営を好転させたジョルジオ・デ・ロニCEOは今年3月末をもって『健康上の理由』により退職したとされていたが、業界内では内輪揉めが理由であると見られていた。