【上海モーターショー15】アウディ Q7 新型にアジア向けPHV…2.0リットルにダウンサイズ

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アウディ Q7 e-トロン 2.0TFSI クワトロ
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ドイツの高級車メーカー、アウディは4月16日、『Q7 e-トロン 2.0TFSIクワトロ』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する上海モーターショー15で初公開される。

アウディは3月、ジュネーブモーターショー15において、『Q7 e-トロン 3.0TDIクワトロ』を発表。新型『Q7』の欧州向けプラグインハイブリッド車(PHV)で、アウディ初のディーゼルエンジンと組み合せた市販PHVだった。直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルの「3.0TDI」を積む。

これに対して、上海モーターショー15で初公開されるQ7 e-トロン 2.0TFSIクワトロは、新型Q7のアジア市場向け市販PHV。排気量2.0リットルのガソリンエンジンと組み合せたダウンサイジングPHVとなる。

2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」は、最大出力252hp、最大トルク37.7kgmを発生。モーターは、最大出力128hp、最大トルク35.7kgmを引き出す。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、パワーが367hp、トルクが71.4kgm。

トランスミッションは8速ティプトロニックで、モーターと一体設計。4輪を駆動するクワトロとなり、0-100km/h加速5.9秒、最高速220km/hの性能を可能にした。

二次電池は、蓄電容量17.3kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大53kmをゼロエミッション走行できる。このおかげで、中国測定方式の燃費は40km/リットル、CO2排出量は60g/km以下を実現している。

《森脇稔》

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