JR東日本、拝島駅で昇降式ホームドアの試験運用開始

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JR拝島駅に設置された昇降式ホームドア。3月28日から試験運用が始まった。
  • JR拝島駅に設置された昇降式ホームドア。3月28日から試験運用が始まった。
  • 昇降式ホームドアの設置に関する案内。八高線上りホーム(5番線)に設置された。
  • 拝島駅5番ホームに設置された昇降式ホームドア。形状から高見沢サイバネティックス製とみられる。
  • 3本のバーが上方へとスライドし、最終的にはバーの架台ごと上方に持ち上がる仕組み。
  • ホームドア設置に伴い、停止目標も新たに表示された。
  • ホームドアの操作は列車の車掌が行う。列車到着後、最初に左側のボタンを押してバーを操作。続いてドア扱いを行う。
  • バーが完全に上りきると、確認ランプが点灯する。
  • 操作盤は前後に設置されている。

JR東日本は3月28日から、拝島駅の八高線ホームで「昇降式ホームドア」の試験運用を開始した。相模鉄道・弥生台駅で1年間に渡って同様の試験運用が行われてきた高見沢サイバネティックス製の昇降バー式ホーム柵の改良型とみられる。

ホームドアの開閉は到着した列車の車掌が担当する。開ける際にはホームドアを操作してから列車のドアを操作し、閉める際にはホームドア、列車ドアの順で操作する。出発時は先にホームドアが閉まり、バーが降りたことを確認してから列車ドアを操作するため、出発ギリギリの駆け込み乗車はできなくなった。

《石田真一》

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