4月から導入された物品・サービス税(GST)による追加コスト1500万リンギについて、スーパーマーケット及びハイパーマーケット経営のマイディン・モハメド・ホールディングスは、店舗の毎月の売り上げ約3億リンギを活用してコストを吸収すると明らかにした。ザ・スターが報じた。
できるだけ課税分を吸収することで販売価格を引上げないようにするという。
アミール・アリ・マイディン社長によると、GST導入前に仕入れた在庫分については売り上げ・サービス税(SST)の払い戻しを受けることができると説明。また、コストの一部はサプライヤーが負担することになると説明した。また、政府は生活費の上昇に国民が対応することができるよう、企業による支援を促すべきだと指摘。商品価格は原材料の価格にも左右されることから、価格が下がっているココアを原材料に使った製品などは値上げされるべきではないと述べた。
マイディンはサプライヤー3000社と協議を行い、GST導入のコストを吸収することで半数が合意したと明らかにした。GSTの税率6%の内2-4%をサプライヤーが負担することになるという。