富士重工業が発表した2015年2月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比24.0%増の7万8612台と、2月としては過去最高の記録で12か月連続のプラスとなった。
国内生産は、北米市場の販売が引き続き好調なこと、国内を中心に新型『レガシィ/アウトバック』の販売が好調なことなどで、同17.3%増の5万8593台で12か月連続のプラス。海外生産も北米市場での新型レガシィ/アウトバックの販売が引き続き好調で同48.9%増の2万0019台と8か月連続のプラス。いずれも2月として過去最高の生産台数となった。
国内販売は同1.5%増の1万6752台で、2か月ぶりのプラス。軽自動車は同33.6%減の3998台と、大きく数字を落としたが、登録車は新型レガシィ/アウトバックの販売好調に加え、『レヴォーグ』が堅調で、同21.7%増の1万2754台と3か月連続のプラスだった。
輸出は北米市場の販売が引き続き好調だったが、中国市場向け『フォレスター』『インプレッサ』の在庫調整のため、同2.1%減の4万2765台と、3か月ぶりのマイナスとなった。