製菓の米モンデリーズ・インターナショナルは、マレーシアを東南アジアの拠点とする可能性があると明らかにした。
モンデリーズ・マレーシア・セールスのグレース・ムンサヤック人事部長は、時期に関しては明言を避けたが、将来的にマレーシアを拠点とすると明らかにした。2015年の見通しは明るく、消費者から多くの良い反応を得ていると述べた。
モンデリーズ・インターナショナルは、旧クラフトフーズがクラフトフーズ・グループとグローバルスナック事業に分社化することで誕生した企業。キャドバリーやナビスコ、リッツ、メントスなどのブランドを持つ。社員数は世界で10万人となっている。
マレーシアでは1600人が従事。ジョホール州ではビスケットの製造、ペナン州ではビスケット及び塩味スナックの製造、セランゴール州シャアラムにおいてはキャドバリー・チョコレートの製造を行っている。