JR東日本は3月24日、総武本線の新小岩駅(東京都葛飾区)に可動式ホーム柵(ホームドア)の導入を検討すると発表した。同駅の総武快速線用ホーム1面2線に、15両編成に対応したホームドアを整備する。
同社は現在、山手線でホームドアの設置を進めており、それ以外の路線では京浜東北線の大井町駅など、全体の利用者数や視覚障害者の利用が多い駅を優先して導入を検討している。
新小岩駅では葛飾区とJR貨物との施行協定に基づき、南北自由通路の整備事業に着手しているが、その過程でホームの大規模な改修が行われるため、ホームドア設置の検討対象に入った。今後は国や東京都、葛飾区の協力を受け、ホームドアの導入に関する設計を進めていくという。
新小岩駅の総武快速線ホームにホームドアが完成すると、11両編成対応の山手線ホームより4両分長い300mほどの長さになる。