吹雪で踏切に気づかず? 列車とクルマ衝突

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12日午前7時5分ごろ、山形県川西町内にあるJR米坂線の踏切で、踏切内に止まらず進入してきた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた43歳の男性が死亡している。

山形県警・米沢署によると、現場は川西町下奥田付近。踏切には警報機や遮断機が設置されている。同町内に在住する43歳の男性が運転する軽乗用車は減速しないまま踏切へ進入。直後に通過した普通列車(米沢発/羽前椿行き、2両編成)と衝突した。

クルマは軌道外に弾き飛ばされて大破。運転していた男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で死亡した。列車の乗客乗員18人にケガはなかった。

事故当時、現場は吹雪。踏切付近の路面は圧雪アイスバーン状態だった。警察では死亡した男性が吹雪で視界を奪われ、踏切に気づかなかった可能性も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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