【IIHS衝突安全】日産 セントラ の2015年型…トップセーフティピックに認定

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米国IIHS(道路安全保険協会)は、日産自動車の米国向け小型セダン、『セントラ』の2015年モデルを、高い衝突安全性を備えた「2015トップセーフティピック」に認定すると発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも行う。また今回、セントラの2015年モデルは、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。

これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。対向車がセンターラインをはみ出して衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定。優れた衝突安全性を認めている。

2015年型セントラのスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と、全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定も、最高のGOOD。IIHSは、「ドライバーの生存空間の確保は、良好なレベル」とコメント。

通常の衝突テストに、スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、2015年型セントラは総合評価が最高のGOOD(優)。IIHSから、2015トップセーフティピックの認定を受けている。

《森脇稔》

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