スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)社は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型スーパーカーの『レゲーラ』を初公開した。
レゲーラも、前回のジュネーブモーターショー14で初公開された『アゲーラOne:1』と同じく、「メガ・カー」として登場。メガ・カーとは、最大出力が1メガワット(1000kW=1360ps)になることを意味する。
ただし、レゲーラの手法は、アゲーラOne:1とは異なる。ケーニグセグが新開発した、プラグインハイブリッド(PHV)パワートレインによって、強大なパワーを獲得している。
ミッドシップに搭載されるエンジンは、5.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。最大出力1100hp、最大トルク127.5kgmを発生する。モーターは合計3個。後輪左右用に各1個、残るひとつは、エンジンのクランク部分にレイアウト。このモーターが、低回転域のエンジントルク不足を補い、エンジンスターターとしても機能する。
レゲーラは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力1500hp以上、最大トルク204kgm以上を獲得。ケーニグセグによると、0‐400km/hは20秒以下、150‐250km/h加速は約3.2秒の性能を可能にしているという。