JAXA、国総研と土研に「だいち2号」の観測データを提供

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国土交通省国土技術政策総合研究所、土木研究所と、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の観測データ提供に関する協定を締結した。

「だいち2号」は、JAXAが開発し、昨年5月24日に打ち上げた人工衛星。搭載している観測装置のLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)で、地表の様子を精密に観測することができる。

今回の協定締結により、JAXAは、国総研、土研に対して「だいち2号」の観測データを提供する。土研と国総研は「だいち2号」データを利用して得た成果や、関連の地上計測データをJAXAへ提供する。

相互に保有するデータや情報交換を通じて、「だいち2号」を活用したダムなど、インフラの変位のモニタリングを推進する。

《レスポンス編集部》

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