自動車部品メーカーのイングレス・コーポレーション(ICB)が片山工業と合弁契約を結び、研究・開発(R&D)及び製造施設を建設すると発表した。
投資額は4,600万リンギで、ICBのセランゴール州バンダル・バンギ・プラント内に施設を建設する。合弁会社の名称はイングレス・カタヤマ・テクニカル・センター(IKT)。
施設では自動車パーツの設計や開発、製造を行い日本や世界の片山工業の顧客向けに輸出する。
片山工業からIKTへの技術移管は3年をかけて実施される。合弁を通じてマレーシアでの高賃金の雇用創出や他の企業への波及効果などが期待される。
ICBと片山工業は23年に渡りビジネス・パートナーとなっている。マレーシアやタイ、インドネシア、インドで自動車部品の製造プラントを建設し、プロトンやプロドゥアなどの委託生産メーカーにも部品を供給している。
(ベルナマ通信、2月26日)