エアインディアでは深刻な乗務員不足によりオンタイムパフォーマンスに影響が出ているが、これは7月に新規雇用した社員の研修が完了することによって解消されることを期待しているとエコノミックタイムスが伝えた。
同社は現在2500名以上の客室乗務員を有しているが、これを運営するインド政府は最近エアインディアから新たに800名の人員の雇用を認可したばかりである。
乗務員不足によるオンタイムパフォーマンスの低下は乗客に対して深刻な問題となっている。
フライト遅延が常習化しているため、政府は今月上旬に遅延の原因に責任を負う社員に対して減給処分を行うよう指導した。
DGCA(インド民間航空管理局)が発表したデータによれば、エアインディアのオンタイム運航率は平均68.88%で、中でもデリー発とムンバイ発に関してはそれぞれ56.9%と56.7%となっている。