首都高速道路は、上り勾配での速度低下を防止するため、視覚効果を利用した渋滞対策「エスコートライト」を、3号渋谷線(下り)池尻付近において、2月16日10時より実施する。
この場所は、池尻入口合流後に約3%の上り勾配区間があるため、無意識の速度低下による渋滞が発生しており、手前の大橋JCTで合流する中央環状線にもその影響が及んでいる。
今回、渋滞対策として234メートルの区間に79灯のエスコートライトを3メートル間隔で設置する。エスコートライトは、大型車の目線からも見えやすい縦長の灯具。時速60km相当の速さで進行方向に順次点灯させ、無意識の速度低下を防ぎ、渋滞を軽減させる。
当面は朝から夜まで連続で点灯し、深夜は消灯。効果検証の結果により、運用方法の見直しや設置区間の拡大、他の箇所への展開を今後検討していく。