JOGMEC、子会社のサバ州探鉱事業に出資を決定

日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10日、子会社の国際石油開発帝石(INPEX)が実施するサバ州沖深海S鉱区における探鉱事業について出資を決定したと発表した。

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日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10日、子会社の国際石油開発帝石(INPEX)が実施するサバ州沖深海S鉱区における探鉱事業について出資を決定したと発表した。

INPEXは2012年1月、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)と生産分与契約を締結し、オペレーターとしてサバ州沖沖深海S鉱区に参入し、INPEX100%子会社インペックス北西サバ沖石油の会社を設立した。現在本鉱区の権益を50%所有している。JOGMECは探鉱事業費の50%を上限に出資する。

INPEXは、本鉱区を大規模油田の発見が期待できる重点探鉱地域の一つとして位置付けている。本プロジェクト成功の際には、日本企業の石油等の探鉱開発事業の発展に寄与するとともに、日本のエネルギーセキュリティー上の大きな効果が得られるものと見込まれている。

広瀬やよい

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