米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは1月28日、フォルクスワーゲンのメキシコ生産車に、エンジン部品を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがフォルクスワーゲンに供給するのは、メキシコで現地生産されるフォルクスワーゲンの2.0および1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンの部品。このエンジンは、『ジェッタ』や『ザ・ビートル』などに搭載される。
フォルクスワーゲン車に採用されるボルグワーナーのエンジン部品が、イグニッションコイル。ボルグワーナーによると、エンジン性能を高め、燃費や排出ガス性能を引き上げる効果があるという。
ボルグワーナー・エミッションズシステムズのブラッドリー・エリクソン社長は、「フォルクスワーゲンの最新ガソリンエンジンに、先進のイグニッションシステムを供給できることは喜ばしい限り」と述べている。