タイ人の味覚を徹底研究…UCC、現地産豆を使うコンビニカフェ

エマージング・マーケット 東南アジア
UCCコーヒーショップ、スクムビット33のコンビニに出店
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【タイ】UCCコーヒーショップが1月26日、バンコクに新しいショップをオープンした。

 場所は日本人が多く住むスクムビット・ソイ33のコンビニエンスストア店内。スクンビット通り沿いの好立地だ。

 ただし、あくまでもメインのターゲットはタイ人。タイでは数年前から屋台コーヒーが人気を博し、街を歩けば気軽にコーヒーが楽しめるようになった。しかし、味は甘すぎたり濃すぎたり、決して美味しいとは言えなかった。

 それでもタイ人に人気の屋台はインスタントコーヒーからレギュラーコーヒーに品を変え、やがてはエスプレッソマシーンを置き、カフェスペースまで事業を広げていった。

 UCCの担当者は、タイ人の美味しいという感覚を制覇すれば売れると確信し、タイ人にウケるコーヒーを探し回りあらゆる屋台を回って飲み続けた。そこで思いついたのが、屋台以上カフェ未満のコーヒー事業。タイ産のコーヒー豆が質が良いことに着目し、自ら農園を見に行き、品質の検査をした。ようやくの思いで匠味ブレンドを産みだし、40バーツの価格提供を実現した。

 新しいショップでは匠味ブレンド、エスプレッソ、カフェラテ、カフェモカ、エスプレッソ、キャラメルラテ、スムージー、ソフトドリンクなど人気商品14種類を用意。

 UCCコーヒーショップ・エカマイ店のゆったり寛げる空間も魅力だが、ふらっと寄ったコンビニで美味しいコーヒーが飲めるとはうれしい限り。今後は、バンコク市内にさらに4店舗展開する予定だ。

UCCコーヒーショップ、スクムビット33のコンビニに出店

《newsclip》

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