日本自動車研究所(JARI)は3月11日、ソラシティカンファレンスセンター(東京・御茶ノ水)にて「自動車機能安全カンファレンス 2015」を開催する。
現在の自動車には多数の電気電子(E/E)システムが搭載され、かつ統合化されている。より安心・安全・快適なクルマを国内外に普及させていくためには、E/Eシステムの故障への対策を考え、リスクを低減する機能安全への取組みが必要になる。
同カンファレンスは、自動車業界の機能安全活動の更なる普及と裾野の拡大を図ることを目的として開催。国内外の自動車技術の動向に精通するエキスパート、E/Eシステム開発のエンジニアが一堂に会し、機能安全のベストプラクティスや共通の課題、課題に対する取組みなどについて、情報共有、意見交換を行う。
また、日本自動車工業会、JARI、名古屋大学、アドヴィックス、デンソー、日立オートモティブシステムズ、ボュシュ、ルネサスエレクトロニクスなどの自動車機能安全エキスパートを招き、規格の実運用に関する事例紹介、技術動向に関する講演を行う。
参加費は無料(事前登録制)。申込受付は2月初旬より開始する。