米シンクタンクのヘリテージ財団と米経済誌ウォールストリートジャーナル(WSJ)が発表した2015年最新版「経済自由度指標」で、マレーシアは178カ国中・31位に入り「概ね自由」と評価された。
昨年の37位からランクアップした。
同指標は、178カ国を対象に経済活動の自由度を▽ビジネス▽貿易▽財政▽政府支出▽通貨▽投資▽金融▽不動産利権▽汚職度▽労働--の10分野から経済の開放度を集計したもの。イラク、シリアなど8カ国はランク外となった。
トップは香港で21年連続。2位はシンガポールで3位はニュージーランドだった。日本は20位だった。最下位は、北朝鮮だった。
他の東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国は、ブルネイが39位、タイが75位、フィリピンが76位、インドネシアが105位、ベトナムが148位--となった。