コマツは1月28日、2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1兆4366億円(前年同期比+3.4%)、営業利益は1818億円(+9.8%)、税引前四半期純利益は1802億円(+5.9%)、四半期純利益は1165億円(+1.0%)だった。
建設機械・車両では、一般建設機械の需要が、北米、欧州などの先進国で堅調に推移するとともに、為替が米ドル、ユーロ、人民元に対して円安に進んだことが寄与。鉱山機械の需要低迷や中国などの新興国の需要減少を補い、売上高は前年同期比増収となった。セグメント利益も為替が円安に推移したことに加え、販売価格の改善等の継続により、増益となった。
産業機械他では、自動車業界を中心とした設備投資に支えられ、鍛圧機械の販売が堅調に推移し、前年同期比増収増益となった。
通期業績見通しは、前回予測を据え置いた。