ナレンドラ・モディ首相率いるインド政府は14日、最高裁判所に対し、同政権の任期中すなわち2018年までにガンジス河の清掃の完了を確約したとタイムズオブインディアが伝えた。
これはT・S・タクール裁判官が現政府に対し、任期中にこの聖なる河を清掃するという一大プロジェクトを遂行できるのか、あるいはさらに時間が必要かと質問したのに答えたもの。
裁判官は過去30年間、ガンジス河を浄化する策が実際になされたことは一度もなかったと指摘した。
政府は河沿いの都市から汚水が河に流れ込むのを防ぐため、沿岸に80箇所の下水処理場を建設することを計画している。
そのうち24箇所は既に操業しており、さらに31箇所の建設が進行中である。
また沿岸の118箇所の年に対し、下水処理や廃棄物処理を含む総合的な衛生管理の徹底を要請している。