ヤマハ発動機は、大型スポーツバイク『MT-09』のプラットフォーム展開第1弾モデル『MT-09 トレーサー ABS』を2月10日に発売する。価格は104万7600円。同車は現在の二輪のトレンドであるクロスオーバースタイルのモデル。2014年11月の「ミラノ国際モーターサイクルショー」(EICMA)でワールドプレミアされた。
MT-09 トレーサーは、MT-09のプラットフォームを用いながらフロントカウルなどを装着し、快適性を向上したモデル。エンジンスペック(最高出力110ps、最大トルク9.0kgmの直列3気筒)は変わらないものの、スタイリングはMT-09とは違った印象に仕上げられている。
またMT-09トレーサーは、スタイリングだけではなくクロスオーバーとしての利便性・機能性も追求。タンクの大容量化(18リットル)や大型かつ多機能のメーター、高さ調整可能なセパレートシートとハンドル、フロントスクリーンなどの装備に加え、トラクションコントロールやLEDライトも採用された。