パナソニックは16日、エネルギー効率が高い大規模なエアコン・ソリューションの需要が高まっていることから、マレーシアにおいてパナソニック・アプライアンス・エアコンディショニング・システム・エンジニアリング・マレーシア(PAPASEMY)を設立した。
PAPASEMYは企業間取引(B2B)を行う。ビル所有者や開発業者、企業向けのセールス及びエンジニアチームを一本化した商業用エアコン・システムのワンストップセンターとなる。
パナソニックの吉田守常務取締役及びエアコン・冷熱空調デバイス事業兼エアコン事業部長は、B2Bにおける能力を増強することでパナソニックの強さにてこ入れできたらと期待を示した。一方で、ビル用マルチエアコン(VRF)はマレーシアにおいて唯一の製造拠点を持ったメーカーとなっていると言明。2018年までにVRFとパッケージエアコン市場において大幅なシェアを取得できると見込んでいる。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月19日)