韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、『ソナタ プラグインハイブリッド』をワールドプレミアした。
同車は、ヒュンダイ初の市販プラグインハイブリッド車(PHV)。同じく、デトロイトモーターショー15で初公開された新型『ソナタ ハイブリッド』をベースに開発された。
PHVシステムのエンジンは、新型ソナタ ハイブリッドと同じく、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「GDI」。最大出力は154hp、最大トルクは19.4kgmを発生する。モーターは、最大出力68hpで、新型ソナタ ハイブリッド用よりも32%パワフル。PHVシステム全体では、202hpを引き出す。
モーターは、6速ATと一体設計。二次電池はリチウムポリマーバッテリー。蓄電容量は新型ソナタ ハイブリッドの1.62kWhから、9.8 kWhへ約5倍大容量化された。
EVモードでは、最大およそ35kmをゼロエミッション走行可能。その効果もあって、米国EPA(環境保護局)予想電費性能は、93MPGe(換算燃費で約39.5km/リットル)を実現している。